2017年3月20日月曜日

【依頼案件】ミクさんのサイバーコンソール その38.5

 
凝り始めるときりがないですが、とりあえずこれは採用しようというパターンが出来ました。いい感じと思いません?


Choitechさんから「起動シーケンスを入れよう!」というご提案もいただいております。
ぜひ組み込んでいきたいと思います。

2017年3月19日日曜日

【依頼案件】ミクさんのサイバーコンソール その38

 
シートサイドのライトバーはそれなりに形になりました。次は最も大事に作りたいと考えているUVクリアリング回りのイルミネーションです。
ここは以前RGBタイプのLEDで予備実験的なことをしました。
元々の構想ではアクリル自体を蛍光があるものでつくるつもりでした。例えば黄緑の傾向アクリルってよく見るじゃないですか、簡単に言うとあれです。
蛍光アクリルの色の種類はそれほど多くなく、RGB各一色ずつという感じです。中でも映えるのは黄緑のものです。ので、よく見るのかなと。これです。



確かによく目立つのですが、私はどうもこの色があまり好きではありません。なんとなく入浴剤っぽいとおもいませんか。バスクリンとか。
使われている蛍光体はおそらくフルオレッセインだと思います。色素レーザの材料としては確たるものがありますが、見飽きました。

ということで、今つけているUVクリアリングはエッジブルーと呼ばれている薄い青の5mm厚の板です。
この色はあまり目立つことはありませんが、非常に澄んだ青色をしていてとてもきれいです。しかも色が薄いので外から別の色の光を入れてもその色をそのまま放射してくれるのです。その21の後ろの方にいくつかの色を入れた動画を撮影しています。


最終的にUVクリアリングをどの材料で作るのか、あるいは今のままで行くのかは別途考えるとして、今回は光源部分を作っていきます。
使うのはサイドバーと同じWS2812モジュールです。


光はUVクリアリングの後ろの部分から入れます。40mm幅ですのでモジュール4つが入ります。


左右2セット分切り出して、


スズメッキ線と目立たない黒ケーブルで配線していきます。


最近活躍が多いはんだごて。Hakko936です。110V仕様品ですが問題なく動いております。


配線はいつも通り。両サイドがバス接続の電源ライン、真ん中がカスケード接続のバケツリレー信号線です。


端っこはケーブルつけて引き出し線にします。


2セット作れば完成。
サイドバーの20個に比べたら楽勝ですね。すぐに終わります。


さて、ここからが大事なところです。制御系をどうするかをちゃんと考えないといけません。いままであんまりまじめに構想してきませんでした。
とりあえず決めているのはArduino使うということくらい。ということで、Arduino箱引っ張り出してきてしばし考えます。


横浜基地にはArduino引き出しもあります。いやあ、ちょっと前までPICばっかり使ってましたが変われば変わるもんです。


Arduinoと申しましてもたくさん種類があります。
ざっと並べてみます。正規品がほとんどないところがなんですが、それはさておき、


ちいさいところから、Digistumpが販売している超小型Arduino互換ボードの中華互換ボード。Adafruitが販売しているTrinketよりもさらに小さいものです。これより小さいのは8pinoしかないと思います。10枚以上在庫あり。
さすがにポート少なすぎ。制御用にLCDを取り付けようと思っていますので、もろもろ考えるとピンが足りません。


次に小さいもの。Pro Miniの中華互換ボードです。これも10枚以上の在庫があります(笑
これは十分に小さく、かつピン数も十分な数ということで使えそうです。が、このPro MiniはUSBからの直接書き込みができません。USB-シリアル変換ボードが必要なのです。横浜基地で開発をしている分にはなんの問題もありませんが、文月さんに引き渡したのちにプログラムを改変しようとすると非常に面倒です。ということでこれも見送り。


お次、Microの中華互換ボード。今もテストに使っています。
こちらはあまり在庫がありません。互換品が3枚と、なんと正規品が3つです。
ピン数は十分、USB接続可能、それなりに小さい、ということで筆頭候補です。誤接続に弱くてすぐに壊れます、というか私が壊します。これもたくさん在庫があったんですが、月に1枚くらい煙が出て破壊されます(笑


お次、Aitendoあちゃんでいいのです。たくさんあります。DIP版の328Pを積んだゴキブリみたいなボードです。これもピン数は十分ですが、Pro Miniと同じUSB直差しができない問題があります。


ようやく出てきましたど定番 Arduino UNO しかも正規品。互換ボード含めて5枚くらいあります。もちろん候補です。ちょっと大きいんですよね。でも”Arduino使っている”感が満載になるのが惹かれるところ。


最後、MEGA2560の中華互換ボード。IOポートてんこ盛りのリッチなボードです。
これ選んどけばまず問題はないでしょう。あとからどんな追加をしたくなっても大丈夫です。が、でかい。


さて、どうしましょうか。
制御が必要なのは当面イルミネーションだけです。が、現状の計画ではサイドバー、UVクリアリング、コンソール画面、その他小物パーツと少なくとも4系統の照明が入る予定です。これを全部一台でこなそうとするとMEGA一択ということになります。が、より小型のボードを複数使いするという手もあります。連携して動いた方がかっこいいイルミネーションは一台にまとめるか、通信させるという手があります。また、バラバラに動いても問題ないものもあると思われます。
まだ詳細を考えきれてないのが悩ましいところですが、ここは決断をするところでしょう。
ということで、nano二台をベースに考えることにしました。1台はサイドバーとUVクリアリングの制御に使います。この二か所は絶対に連携させたいのです。のでシンプルに作るには一台にまとめておいた方がよいです。
そしてコンソールと小物パーツをもう一台で動かします。この部分はおそらくですが、それほど派手な演出はしないと思われるのです。あんまりあちこちピカピカやるとトラック野郎になってしまう可能性があります(笑

ではサイドバーとUVクリアリングのイルミネーションから作っていきます。
ここは思いっきり凝った作りにしようと思っておりまして、イルミネーションも複数のパターンを切り替えられるようにするつもりです。ので、イルミネーションの種類選択や状態表示のためにLCDディスプレイを積もうと考えております。

早速選定。LCDディスプレイには様々種類がありますが、今回は簡単な状態表示だけですのでキャラクタディスプレイで十分でしょう。


幾つかある中からバックライト付きのスタンダードなやつを使うことにします。


取り外し可能に接続するにはピンヘッダをつける必要があります。
ピンヘッダ入れ持ってきてしばし考えます。


普通に考えるとこの組み合わせです。が、これを使うとでっぱりが大きくなりすぎます。
接続部分を背面側に回すと、液晶基板をベースから30mm近く高く保持しないといけません。あんまりやりたくない構造です。


ということで、やや変則的ですが、このL型のピンヘッダを使って横に引き出すことを考えました。


早速ハンダ付けしようとしましたところ、スルーホールがハンダで埋まっております。
このディスプレイは以前何かに使ったんですね。覚えていません(笑
ピンヘッダのように一度にたくさんのするホールにピンを入れないといけない場合はすべての穴にハンダが無い状態にしないといけません。面倒ですがハンダを吸い取ります。
久しぶりに吸い取り機を引っ張り出してきます。


これ220V品なんですよ。円高の時に中華通販で買ったので、なんと8000円位でした。
電圧が全く日本仕様ではありませんが、そこはそれ、なんとでもなります。


博多駅のPCnetで買ったどでかい電圧変換トランスもあるのですが、今回はHardOffツアーで見つけたこのトランスを使います。


ケーブル作っといたのですが、どこに行ったか分からなくなりましたので改めて作ります。ちょうどGPD WINに付属のこのプラグが余っています。流用することにします。


商用電源側はオーブントースターから外したこのケーブルを使います。こうやっていろいろなものが有効にリサイクルされていくのです。素晴らしい。


とおもったら、ケーブルが太くて入りません。


しゃーないのでドリルで無理やり広げます。


最初から穴が開いているところにドリルの錐を入れるのは非常に危険です。噛み込んで振り回される可能性が高いです。ちゃんと万力で固定しましょう。横浜基地には大小の万力が備えられております(笑


レーザ加工機の横にさりげなく。
私のマンションには160戸の入居がありますが、万力がある部屋は間違いなく横浜基地だけでしょう。


安全にあっさり開きます。ケーブルが入ることを確認します。


で、プラグにハンダ付けをするわけですが、電源プラグのように金具がでかい場合は、この普段使いしているハンダごてでは容量が不足です。


このこて先は電子部品用です。


ということで、横浜基地で最も大きな容量のこてを引っ張り出します。


MAX130Wという十分な容量です。


プラグを保持して、


ハンダ付け。さすがに一発です。楽勝。


出来ました。


トランスに繋いで、


220V作ります。


ばっちり。


無事ハンダは吸い取られてきれいなスルーホールとなりました。


少々遠回りしましたが改めてハンダ付けです。


一方は下から、


もう一方は上から挿します。これで互いにショートすることはありません。


次にバックライトつけます。使う液晶はいわゆる1602互換のものですので見慣れた背面の配線です。J3をショートさせて、R9に電流制限抵抗をつければバックライトが点灯するはずです。


どのくらいの抵抗つければいいのか分かりません。


ので、100Ωくらいから様子を見ます。分かる人にはわかる日米無線電機の袋売り抵抗。


コントラスト調整用の半固定も出しておきます。


抵抗つけました。


次にピンヘッダを受けるメスコネクタ作ります。デュポンコネクタのメスを使います。


フラットケーブルの被覆剝いて、


ピンをカシメます。


いつもながら楽しい作業。


きれいに着きました。


使わないピンもありますので、引き出すのは14ピンのうちの10ピンです。


取り付けたとこ。厚み方向へのでっぱりが全くないという思惑通りの出来。


とりあえず電源だけ入れて豆腐を出します。


まずはこの豆腐を出すことが大事なのです。
ですが、ここでちょいと困ったことが起きました。この液晶のバックライトは電流バカ食いします。電流制限抵抗が100Ωではついてるのかどうかわからないくらい暗く、抵抗を60Ωとかに下げると、200mAとか流れるくせにあんまり明るくもありません。
ということで、電池駆動を考えるともったいなさすぎますのでバックライトは切ることにしました。暗いところでは見えなくなりますがやむを得ません。


あとの線も接続してテストします。結線はSC1602で検索すればたくさん出てきますので割愛します。テストコードはこの辺りからコピペします。簡単。


LEDバーを取り付けて、


動かしてみましょう。


液晶表示をしながらイルミネーションが動いています。これで進めていけば大丈夫そうです。
ということで、次はイルミネーションの中身を作っていきます。
久々にがっつりコーディング作業をすることになりそうです。